新型コロナウイルスワクチン後の抗体測定

医療従事者接種で4月下旬、5月中旬で2回のワクチン接種を受けました。

そこから1か月以上経過したので、抗体がついたのかどうかを確認してみることにしました。

当院では外部機関に委託して検査を行っておりますが、そちらに確認してみたところ、血液検査で抗S抗体(中和抗体と相関)の確認が可能との返答でした。

検体提出から数日で結果が返ってきました。

「抗S抗体：陽性」

つまり、抗体ができているという結果でした。

もし同検査ご希望の方がおられましたら、6000円(自費)にて受け付けますのでご相談下さい。

抗体形成までの期間を考慮して、最終ワクチン接種から4週間以上経過した方のみを対象といたします。

当院で血液検体を採取、提出すると3～5日程度で結果がかえってくるようですので、そのレポートをお渡しするという形での報告になります。

ただ、今回の検査で抗体がなかった場合でも追加接種の適応などは言われておりませんため、あくまで自己責任で抗体ができたかどうかを見てみるためのものとご理解ください。

また、抗体があっても感染を完全に防ぐわけではないということも世間で言われております通りと考えますので、これまで同様に感染には注意して生活ください。

その検査にあわせて、IgG抗体検査も施行しましたが、そちらは今回も陰性でした。

幸いにも自身の感染はこれまでのところないようです。

ワクチンが広まる中で、早々に感染が終息していくことを心から期待しております。

引き続き当院も地域の一開業医としてできる限りの協力がしていければと考えております。